空港関係者によると、密輸しようとしたのは、いずれも韓国籍で50、60代の女。韓国・仁川空港から中部空港に到着後、税関によるエックス線などの検査で、7人の腹部に金属があることが発覚した。丸みのある形に加工され、透明な袋に入れられた金塊で、ひとりあたり5~8個(1個あたり約200グラム)を体内に隠していたという。金塊は税関が押収した。
中部空港税関支署は7人について、輸入時に必要な消費税と、密輸行為へのペナルティー(罰金相当の納付)を求める「通告処分」とする方針。納付に応じれば、金塊は返却するという。
金の密輸は、消費税率が8%に引きあげられた2014年以降急増している。財務省関税局によると、16年7月~17年6月の1年間に税関が犯則事件として検察へ告発したり、罰金相当の納付を通告したりした件数は、全国で467件(前年度比約1・6倍)。脱税総額も約8億7千万円(同1・4倍)に上り、ともに過去最悪だった。
発覚した全件数のうち、金塊を体に巻きつけて隠す手法が4分の3を占めた。アクセサリーやキャリーバッグの持ち手部分に隠されていたケースもあった。愛知県警は1月、国際線の旅客機内のトイレに金塊を隠して密輸しようとした疑いで、男女6人を逮捕している。
2018年2月20日12時12分
https://www.asahi.com/articles/ASL2J52SFL2JOIPE01C.html
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Source: おもしろ韓国ニュース速報